地引網類は陸岸を拠点として

網を岸に引き寄せて漁労する漁具である。

船引網類は船に網を引き上げる漁具で、船を一定の場所に錨で止め、網を船まで引き寄せる引寄せ網類と、移動する船で網を引き回す引回し網類とがある。

引網類のほとんどは底生生物を漁獲対象としてつくられており、表層魚を漁獲対象としているのは引寄せ網類中の浮引網類のみである。

底引網類は底生生物を対象として、漁具を着底したままで引き寄せる。

漁船は漁業とそれに関連する

業務に使用される船舶の総称。

通常、漁具を漁場まで運搬し漁労を支援する業務、漁獲物を加工および保管する業務、漁獲物を水揚げ港まで運搬する業務を兼ねて行う。

漁業に関連する業務には、試験、調査、指導、練習、取締りなどがある。

第二次世界大戦後、ロシアは、遠洋漁船、主としてトロール漁船の増強に努め、世界第一等の漁船隊を保有する世界有数の漁業生産国となった。

またペルーは、沿岸の豊富な水産生物資源を漁獲するために漁船建造に努め、年間漁獲量世界第1位を記録したこともある。

このように漁船勢力の増強は漁獲量の増大に密接につながっている。

第二次世界大戦によって壊滅状態となった日本の水産業は、漁場を沿岸より沖合へ、沖合より遠洋へと拡大して、水産生物のタンパク源の確保と増産に努めた。

それに伴って漁船勢力、漁船の装備、漁船が従事する漁業種類、漁獲量などのいずれをみても世界のトップクラスとなり、日本の遠洋漁業は、1970年代前半に生産量の最盛期を迎えた。

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